ロシア正教会でも、亡くなった人の冥福を祈る追善供養が行われるそうです。このたび知人のご家族の追善供養があったとして、お料理をいただきました。死後40日目にはその人のことを思い出し、みんなでお料理を作って食べるのだそうです。その思想はなんだか東洋的でもありますね。
私たちは亡くなった方のことは直接存じあげませんが、その人の冥福を祈り、おいしくいただきました。鶏肉のピローク(パイ)、ハムを巻いたブリヌイ、そして「糖飯(とうはん)」と呼ばれる食べ物。お米やくるみ、レーズンが入っていて、とても甘くてしっとりしています。
仏教のおはぎや、北海道ではお盆に甘納豆で作る甘いお赤飯を食べる風習があり、似ていますね。
函館・ウラジオストク姉妹都市提携25周年を記念して、「2017ウラジオストクの旅」市民訪問団10名が、この8月にウラジオストクを訪れました。
函館校の「ロシア語市民講座」および「はこだてベリョースカクラブ」の受講生で訪問団に参加したお二方と地元ラジオ局のFMいるか「暮らしつづれおり」に出演して、旅の様子についてお話しします。
FMいるかは地域コミュニティラジオですが、スマートフォンやパソコンを使った「サイマルラジオ」を通じて全世界で聴くことができます。どうぞお聴きください!
<FMいるか「暮らしつづれおり」人ネットワーク>
日時:平成29年9月26日(火) 11:10~11:30頃
出演:ロシア極東連邦総合大学函館校 事務局 大渡涼子
入間川惠美子さん、浅田昌子さん
9月22日(金)、市内の文化施設や教育施設などを夜間開放し、家族そろって地域の文化に触れるイベント、「はこだてカルチャーナイト2017」が開催されます。
ふだん何気なく通り過ぎていても、見る機会がなかった建物や入りづらかった公共施設を見学する絶好の機会であり、各施設趣向を凝らした内容で、様々な体験をすることができます。
本校は今年もこのイベントに参加します。毎年多くの家族連れでにぎわっています。みなさまのご来校をお待ちしております。
秋の夜長、地域の文化を探検しにでかけませんか?
日 時:平成29年9月22日(金) 17:30~20:00
場 所:ロシア極東連邦総合大学函館校ロシアセンター
*ロシア語で遊ぼう
ロシア語のアルファベット表を見ながら、
自分の名前カードをつくってみましょう。
英語と似ているけれど、ちょっと違う、
キリル文字で書くと不思議な感じになります。
*ロシア民族衣装試着体験
美しいロシアの民族衣装を着て、
お手持ちのカメラや携帯電話で記念撮影はいかがですか。
衣装は男性・女性・子ども用と取りそろえています。
*本校オリジナル人形劇の人形を動かしてみよう。
*写真展
(本校学生が撮影してきた最近のロシア・エカテリンブルグほか)
ウラジオストク市内の噴水通り(アドミララ・フォキナ通り)をまっすぐ抜けると、スポーツ湾に出ます。
地元のロシア人にとっては、夏にここで海水浴をしたり、釣りをしたり、近くの遊園地で子どもが遊ぶなど楽しい場所となっています。
また季節関係なく、ここは夕日の絶景スポットです。そのため、ウラジオストクに住んだことのある人にとっては有名なデートスポットでもあります。オレンジ色に染まる海岸をゆっくりと散歩。限られた時間しか見ることのできない自然の美しさを皆、堪能するのです。
写真を撮影したこの日も、落ち着いた雰囲気の中、老夫婦が手をつなぎ海岸沿いを歩いていきました。
ここはウラジオストクの人にとって、憩いの場なのです。