月別過去の記事

2016年04月21日

さようなら、ウスチノフ領事

 2012年8月に着任以来、3年9ヵ月にわたり在札幌ロシア連邦総領事館函館事務所の所長を務めたウスチノフ・イーゴリ領事が定年による退職で離任します。4月末日の退任を前に、函館市と極東大学函館校、函館日ロ親善協会、日本ユーラシア協会函館地方支部による合同の送別会が開催され、多くの人が参集してウスチノフ領事夫妻との別れを惜しみました。

 着任した翌月にはロシア正教会最高指導者・キリル総主教の来函や2014年に開催された初代駐日ロシア領事ゴシケヴィッチ生誕200年記念事業など、大きなイベントにも受入側として奔走されたほか、市内にあるロシア人墓地の整備にも尽力されました。

 今後は出身地であるモスクワに戻り、趣味の畑仕事をするのを楽しみにされているとのことです。これからも元気でお仕事をされることを願っています。

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日本にいながらロシアの大学へ!ロシア極東連邦総合大学函館校
ネイティブのロシア人教授陣より生きたロシア語と
ロシアの文化,歴史,経済,政治などを学ぶ、日本で唯一のロシアの大学の分校です。

2016年04月05日

スレイメノヴァ先生の歓迎会を開きました!

 3月25日、ウラジオストク本学から新しい先生が着任しました。スレイメノヴァ・アイーダ准教授です。スレイメノヴァ先生はイリイン校長の教え子で、与謝野晶子や石川啄木、亡命ロシア人と近代日本などのテーマで研究をしています。京都の大学で1年間研究員をしていたなど来日経験も豊富で、函館にも過去2回来ているそうです。早速函館の街にもなじみ、生活を楽しんでいるようです。


 教職員による歓迎会は4月1日の夜、市内のカフェで開催されました。スレイメノヴァ先生からは、ウラジオストクのシンボルであるアムールトラと市内の名所が描かれた楯がは函館校へのお土産として贈られました。
 4月12日に始まる新学期から、ロシア文学史や通訳・翻訳の演習などの科目で2~4年生の授業を受け持ちます。学生のみなさん、会えるのを楽しみにしていてくださいね。


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2016年04月01日

ミリオン・ズビョースト 第87号

 函館校の学報であり、函館日ロ親善協会の会報であるミリオン・ズビョースト/百万の星 第87号を函館校のページに掲載しました。

 今回の巻頭言は、倉田有佳准教授・学務課長による「北の地の『春』」です。
育った環境によって季節のイメージは異なると思いますが、春に関していえば、新たな一歩を踏み出す季節というのは、日本人の共通のイメージの一つです。新たな一歩に不安もあるかもしれませんが、この文章を読むと悩む前に行動しようと思うのではないでしょうか。

 そのほか、3月に函館校を巣立った卒業生からの寄稿や、学生通訳に派遣された在校生の寄稿もあります。是非ご一読ください。

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