月別過去の記事

2014年10月07日

ロシアの秋の夜長の過ごし方

一般向け文化講座「はこだてベリョースカクラブ」の今年度第4回目の講話内容です。

テーマ:「ロシアの秋の夜長の過ごし方」
講 師:鳥飼 やよい(本校准教授)


 これから夜が長くなる季節。寒い秋から冬にかけて、ロシアの人々は暖かい家の中でどのように過ごしているのでしょうか。一つの例として、トランプゲームが上げられます。今回はロシア人なら誰でも知っているゲーム「Дурак(ドゥラーク)」をやってみました。
 ドゥラークは19世紀初頭に出現し、現在ロシアで最もポピュラーなトランプゲームの一つです。相手が出したカードを負かす手札を出し、そのようなカードを出せない(または、出したくない)場合は、出されたカードを拾うというルールで、手札を早く無くすことを目指します。使うカードは36枚。各絵柄の上から順にA、K、Q、J、10、9、8、7、6までのカードを使い、 2人から5人で遊ぶのが普通です。
 今回は4人一組となり、先生の解説を聞きながら実際にやってみました。意外と複雑なルールに見えますが、覚えてしまうと楽しく遊べます。特に、ロシアに旅行してシベリア鉄道に乗る際などは、覚えていて絶対に損はありませんよ。

 使うカードのマークやキング、クィーンのロシア語、「僕が攻めるよ=Я хожу(ヤー ハジュー)」、「誰の番?=Чья очередь(チヤー オーチレド)?」などという言い方も練習しました。
 ちなみにドゥラークとは、バカという意味で、最後までカードを持ち続けた人がバカ、つまり負けという訳です。



日本にいながらロシアの大学へ!ロシア極東連邦総合大学函館校
ネイティブのロシア人教授陣より生きたロシア語と
ロシアの文化,歴史,経済,政治などを学ぶ、日本で唯一のロシアの大学の分校です。

« みらいだいがくの古本市・ブキニストに参加します |HOME| 全国大学ビブリオバトル 校内予選開催!»

コメントを投稿





この情報を登録しますか?