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2014年06月30日

映画に見るロシア人の生活

 一般向け文化講座「はこだてベリョースカクラブ」の今年度第2回目の講話内容です。第1回目の内容は、学校ホームページに掲載しておりますので、こちらもご覧ください。

テーマ:「映画に見るロシア人の生活」
講 師:イリイナ・タチヤーナ(本校准教授)


 1968年製作、ソ連時代のコメディー映画「ダイアモンドの腕(Бриллиантовая рука)」。いまだにロシアで愛され続け、挿入歌や有名なフレーズはロシア人なら誰もが知っているものです。監督のレオニード・ガイダイは、コメディー映画の名手とされ、いまだに彼を超える監督はいない、とまで言われています。
 今回はタチヤーナ先生が解説を加えながら、映画の冒頭部分を見て、ロシア語のフレーズについて勉強しました。


1.Русо туристо облико морали.
 ロシアのツーリストは道徳的だ。

 
2.Подскользнулся, упал, закрытый перелом, потерял сознание, очнулся – гипс.
 足を滑らせて転んで腕を内部骨折して、気がつくとギプスをはめられていた。

3.Если человек идиот, то это надолго.
 馬鹿は死ぬまで。

4.Скромненько, но со вкусом.
 地味だけど、いい趣味だわ。

5.Детям мороженое, его бабе цветы.
 がきにアイスクリーム、かみさんに花をやれ。


 トルコに船旅に出かけた主人公が、密輸団の一味と間違われたことにより繰り広げられるドタバタコメディ。映画の舞台となったのはイスタンブールですが、撮影は当時ソ連を構成する一共和国だったアゼルバイジャンで行われたそうです。
 終了後、受講生からは「ソ連と言えば“鉄のカーテン”にさえぎられた未知の世界であり、暗い、怖いと言ったイメージだったけど、市民がこのようなコメディーを楽しんでいたとは意外でした」という感想が聞かれました。


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日本にいながらロシアの大学へ!ロシア極東連邦総合大学函館校
ネイティブのロシア人教授陣より生きたロシア語と
ロシアの文化,歴史,経済,政治などを学ぶ、日本で唯一のロシアの大学の分校です。

2014年06月17日

卒業生が浴衣で文化交流!

 ウラジオストク在住・卒業生の原田朋さんから写真が届きました。
 原田さんは在ウラジオストク日本国総領事館勤務のご主人と家族で昨年からウラジオに住んでいます。ご主人が文化広報担当ということで、原田さんも休日に文化交流のお手伝いなどをしているそうです。

 この日は同じく函館校の卒業生であり、現在極東大学本学で日本語講師として働いている小早川眸さんとともに、浴衣の着付けを行い、お茶会を開いたそうです。みんな、きれいな浴衣を着て嬉しそうですね!

 原田さんは「ロシア語をやっていて本当に良かったです。いろいろな人達と話ができて、誘ってもらえて、親子で良い経験してます!」と話しています。


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2014年06月13日

「2014オープンキャンパス」のお知らせ

 ロシア極東大学函館校では、本校への進学を考えている方や保護者を対象に、「オープンキャンパス」を開催しています。今年は年2回とし、さらに充実した内容で開催します。
 ロシア人教員と現役学生による模擬授業をはじめ、学生による学校生活の紹介や、社会人として活躍する卒業生による就職の話などもあり、入学をご検討中の方には、本校について理解を深めていただく上できっと参考になるはずです。
 気候もいい季節です。疑問に思うところを教職員に直接聞くこともできますので、この機会に、函館・元町にあるキャンパスを気軽に訪れてみませんか?
 スケジュールが合わない、という方は、随時個別の学校見学も受け付けています。どちらも事前にお電話(0138-26-6523)またはメールで事務局までお申し込みください。

 詳しくは函館校ホームページでご確認ください。

オープンキャンパス 
第1回 2014年6月28日(土) 13:00~15:30
第2回 2014年9月21日(日) 10:00~12:30

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