さようなら、ブロワレツ領事
2007年の着任以来、5年に渡り在札幌ロシア連邦総領事館函館事務所の所長を務めたブロワレツ・アンドレイ領事が離任することとなり、有志による送別会が開催されました。多くの人が集まり、それぞれにブロワレツさんとの思い出を語り合いました。
任期中にはラブロフ外務大臣の来函やウラジオストクの軍艦アドミラル・パンテレーエフの入港、ロシア文化フェスティバルのオープニング開催など、大きな行事があり、ブロワレツ領事が受け入れ側として奔走しました。
また、自身でヨットを所有し、津軽海峡を横断する青函カップヨットレースに毎年参加するなど、函館での生活を満喫されていました。
領事館は極東大学と同じ建物内にあるため、私たちは家族のように接していました。毎朝教職員室に立ち寄り「みなさーん、おはようございます」とあいさつをしてくれましたが、今はそれがなくなり、我々教職員はとてもさみしい思いをしています。
7月8日に函館空港からソウル経由でウラジオストクに戻ったブロワレツさん。見送りにもたくさんの人が集まりました。奇しくも5年前、函館に着任したのも7月8日でした。ちょうど5年の任務を終え、今後はロシア外務省ウラジオストク代表部に戻り、早速9月のAPEC開催に向けて忙しい仕事が待っているそうです。今後のご活躍をお祈りします。
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