極東大学附属芸術団函館公演・続報
12月8日(火)、函館市民会館大ホールにて公演が行われる極東国立総合大学芸術団について、今回来函する個々のグループと合わせて紹介します。団員はすでにロシアを出発し、現在は中国・大連で公演中です。
函館での公演をお楽しみに!
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極東国立総合大学附属芸術団は、若者の精神的・文化的感覚の育成と学生の創作能力、素質、関心を伸ばすことを目的に、1997年に設立されました。
芸術団は、合唱・バレエ・民族舞踊・演劇・サーカスなど様々なジャンルにおよぶ16のグループから成り立ち、約600の演目と年間100を超えるイベント出演数を誇ります。中国・韓国・日本など海外公演も多数行っております。
団体として、数々のコンクールでの受賞歴があり、また指導者がロシア連邦政府より多数の表彰や名誉称号を授与されるなど、ロシア国内においても高い評価を得ています。
このような才能ある専門家や優秀な指導者たちによって、学生芸術団のコンサート・プログラムはプロフェッショナルな水準にあると言えるでしょう。
~グループ紹介~
1.民謡アンサンブル「ポクロフ」
(団長 ヴラーソワ S.V.)
設立当初、小規模なフォーク愛好者たちの集まりだった「ポクロフ」は、プロフェッショナルな歌手集団へと変貌を遂げました。この「ポクロフ」は極東国立総合大学の宝物になると同時に、アジア・太平洋地域の国々でも、広く有名になりました。レパートリーはロシア民謡やコサック、ウクライナの楽曲など50曲以上に上ります。
2.民族舞踊アンサンブル「レゲンダ」
(団長 コステューケヴィチ S.P.)
1997年に設立された、世界の様々な民族舞踊を踊るグループです。ロシア舞踊、カドリール(4人一組で踊る宮廷ダンス)、ウクライナ式連続バレエ、コーカサスのダンスなど、レパートリーは数限りなくあります。
ハバロフスク市で開催された極東フェスティバル「学生の春2008」ではレゲンダの舞踊演目「兵士のバラード」が高く評価され、フェスティバル史上初めて、沿海州の舞踊芸術グランプリにもノミネートされております。
3.極東国立総合大学ボーカルグループ
(団長 ペトロワ M.N. ペトロフ V.V.)
ここには、ボーカルグループ「タリスマン」、「アルファベット」と多くのソリストが含まれます。グループのレパートリーは、古き良き時代のロシアの曲はもちろん、「恋のバカンス」や「百万本のバラ」など、日本や海外のポップスまで幅広い楽曲があります。
2003年から2008年に渡り、ボーカルコンクールでグランプリやその他の賞を多数受賞しています。
4.サーカス「カンフェッティ」
(団長 ラズーチナ O.V.)
このサーカス団は2001年に設立されました。団員は20名で、沿海州アルセーニエフ市のサーカス学校「ヴェショーラヤ・アレーナ」の卒業生たちです。「カンフェッティ」は学生芸術団の中で、特に魅力とユーモアを持ったグループで、ウラジオストクで唯一の、学生によるサーカス団です。
出演者の華やかなコスチュームや難易度の高い技の数々、情熱的な感情表現は観客に歓喜をもたらします。
5.フロアダンス「ブラヴィッシモ」
(団長 アバトゥーロフ I.A.)
この芸術団は1997年に設立されました。「ブラヴィッシモ」のダンサーの情熱的なラテンダンスはすべての人々の心を揺さぶり、日本、中国、韓国など海外にもその名は広く知れ渡っています。
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