知識へのキー
函館校の入学式で行われている「知識へのキー」授与。 “КЛЮЧ К ЗНАНИЯМ”と書かれた大きなキーが、校長から新入生の手に渡されます。これから勉学の道を進むにあたり、まずはこのキーでその扉を開けましょう、という意味で、ロシアでは多くの学校の入学式で行われている風習です。
本来、ロシアの入学式は9月1日。この日、新一年生たちはおめかしして、お花を手に登校し、担任の先生にプレゼントする、というとてもかわいらしい風習があります。また、ある先生の通った学校では、一番体の大きな男の子が一番小さな新一年生の女の子を抱え、女の子がベルを鳴らして歩くという慣わしがあったそうです。
そういえば1994年、函館校の開学式でも、女性の先生が玄関でベルを鳴らして開学を告げている写真が残っています。どれも、私たちが大切にしているロシアの風習です。
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