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2009年01月30日

グータラ猫のウラジオ(?)日記10 まだまだ続く!日本語教師への道

グータラはグータラだからグータラなわけで、帰国してから時間があってもグータラするわけで・・・。あけました。おめでとうございました。

お久しぶりです。なんちゃって日本語教師(だった)のグータラ長谷川です。いまやただのニート。以前もそんな変わらなかったんですが、26歳になった今でも、親戚からお年玉が貰えるというたいそうな身分でございます。なんてったって家は従兄弟が2人しかいないし、父が一人っ子のせいもあり、お年玉配当率高し。そして私はいつまでも就職(&結婚)しない可愛い姪。 

しかし、これからは!!! というか、二年後にはお年玉を貰わないように頑張らなければ。
え?二年後って・・・まだ先じゃないか。 と思われた方。
そうです。私は大学に入るのです。あと2年。 ぶーっ。友達にヒンシュクかいました。

「あんた、また学生かYo!」
「何がしたいんだYo!?」

・・・。いまや、いっちょ前に日本語教師としておまんま食っていくにも学歴が必要なんです!そう!「学士」がね!!!

韓国では法律で学士以上でなければ就業ビザが下りない。中国も今や学歴社会。実はロシアで日本語教師やるにも短大卒はなかなか・・・(事務局注:里子さんは青森県内の短大を卒業した後、函館校のロシア語科(2年制)に入学・卒業しています)。 

短大卒でも無理ではないんですが、やはり選べないし、なかなか条件の良いところが見つからないんす。一応「日本語教師育成講座420時間修了」や「日本語教育能力検定」や「経験」なども採用基準ですが、それも「学士」あってのこと。
ちなみに、おいらは全部持ってますがそれでもいっちょまえの日本語教師として採用されません。

だってサトコはまだ~大卒ないから~♪ ←松本E代さんの懐かしのヒット曲にあわせて。 
悔しいです!!←サブン○ルのような顔で。

今から日本語教師になろうかな~と思っている皆さん。とにかく、なんでもよいから「学士」とっとけ!どんなジャンルでもよいから4年大卒業するべし~!

まだ受かるかどうかわからないけど、楽しみです。若者の集うキャンパス。10代後半だの20代前半だのの若者達と合コンに・・・ではなく、勉学に励みたい。 なんちゃってべ~。

もし大学に落ちてしまったら、このブログ「グータラ猫日記」を永遠にこのサイトから葬ってほしい。

今年も運気が付いているだろうか。あと2年、恋愛運なくてよいから、受験の神様のほうにまわして頂けないだろうか。

むほー! 自分の未来の為にがむばります。今年も色々ありそうな年になりそうです。
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日本語講師 長谷川 里 子

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2009年01月23日

月のきれいな夜でした・・・

 ウラジオストク寮生活にも慣れてきたかな・・・と思い始めたころ、突然の停電。寮内廊下に悲鳴と走り回る足音と、外に飛び出した人々の怒声(私の部屋は玄関の上で外の話声が聞こえたのです)。ですが、それも停電が長引くにつれ笑い声が聞こえ、外ではギターを弾きだす人も現れて、楽しげな歌声に変わりました。人間って状況変化に慣れるのが早いんだ・・と考えてた一夜でした。

 函館から乗車9時間JRで新潟。一泊。新潟空港より1時間30分でウラジオ空港着。学生寮泊。初日はレベルチェックテストがあり、この結果でクラス分けとのことでしたが、我々極東大3年生7名は一緒のクラスでした(後に全員一緒になった)。これでは毎日函館校で授業を受けているのとほぼ同じ状況です。私は、ウラジオストク留学に来ているのですから、ここでしか体験できない授業を受けたい。特に母国語の異なる学生たちにどのような語学指導をしているのか体験したい、とお願いしてクラスを変更して頂きました。

 新しいクラスメイトの出身地は、北京、ソウル、釜山、北朝鮮、関西と様々。そして北海道出身の私。国籍も母国語も違う8名がロシア語を勉強するという国際的なクラスでした。授業は当然、ロシア人の先生によるロシア語。授業中の解らない単語を同母国語の生徒が教えあい、「ロシア語だけ!」と何度も先生が注意します。逆に、単語を辞書で引いた学生に対し、同母国語の学生に正しい意味かと確認することなどありました。文法や会話をそれぞれの学生に尋ねて、「私たちは露・韓・中・日、おまけの英語で5ヶ国語を学べるとても贅沢なクラスです!」と笑いが絶えず、とても楽しいクラスでした。
 先生は単語や文法表現が解らない学生に対し、ひとつの言葉を別の易しい単語で言い換え、文法表現を何度も板書で繰り返し、その豊かな表現力と演技力で状況再現をしながら、身体全体で授業を展開していました。このクラスで過ごせた期間は、私の人生の貴重な体験です。
 
 授業以外では、ロシア学生と映画を見に行ったり、寮内で中国学生と夕食のレシピ交換をしたり、韓国学生と辞書片手にロシア語を駆使して部屋でTVを見ながらおしゃべりしたり(英語はあまり勉強していないそうです)、行き逢った公園で遊ぶ子供たちの仲間に入れてもらい、暗くなるまで遊んで,文字通りの実用会話と発音練習をされたり(子供たちの発音練習は先生以上に厳しかった・・・)。
 日常生活物資の買い物にはよく中央市場に足を運びました。売り子さんたちが少々怖そうでしたが、私の注文品と量り売りの量を丁寧に聞いてくれます。自分のロシア語が現地で通じる、とちょっと嬉しくなりましたが、数詞表現が苦手な私は何度も聞き直されてしまい、実用会話の勉強になりました(どうして300が500に聞こえるのでしょうか?)。
 
 ともあれ、初めてのロシア、ウラジオ三ヶ月の寮生活。どうなることやら皆目見当が付かないまま留学生活が始まりました。そして、現地では早々に体調を崩して寝込んでしまいましたし、風邪引いて熱っぽい日々が続くなか、停電、断水。それでも何とかなるものです。人間って、状況変化になれるのは早いものなのですから。後輩諸君、大丈夫、なんとかなりますよ!

ロシア極東国立総合大学函館校 ロシア地域学科3年

五 代 まゆみ

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2009年01月10日

ミリオン・ズビョースト 第58号

 函館校の学報であり、函館日ロ親善協会の会報であるミリオン・ズビョースト/百万の星 第58号を函館校のページに掲載しました。

 今回の巻頭言は、アニケーエフ・セルゲイ副校長による「ロシアのお正月」です。ソ連からロシアへ、国家が変化しようとも変わらない人々の慣わしに、心が温かくなる文章です。アニケーエフ副校長が日本語で書いた、達者な文章にも注目してください!

 また、3ヵ月のウラジオストク留学から帰国したばかりの3年生の感想文や、この秋行事が続いた函館日ロ親善協会の活動報告もあります。是非ご覧ください。

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2009年01月06日

ロシアからのグリーティング・カード

С Новым годом!(新年おめでとうございます!)
今年も「極東の窓」をよろしくお願いいたします。

 函館校にはこの時期、ロシアの友人たちから様々なグリーティング・カードが届きます。たいていは“С Новым годом и Рождеством(新年おめでとう、そしてメリークリスマス)!”と書かれており、年賀状とクリスマス・カードが一つになっています。アメリカやヨーロッパでもこのタイプはよく見かけますね。
 それに、ロシア正教のクリスマスにあたるヨールカ(ёлка=もみの木)祭は1月7日ですから、時期的にはちょうどよいですね。

 奥の花束型のものは、ロシア人と結婚してペルミに住んでいる卒業生からイリイン校長あてに贈られたもの。こんなに大きくて変わった形のものは初めてです。“С Юбилеем!”とは、周年記念をお祝いする言葉。イリイン校長の函館校赴任10周年を記念したものでした。

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