月別過去の記事

2008年10月20日

スビョークラを作ってみました

 ロシア料理には欠かせない「スビョークラ(свёкла)」。中まで真っ赤な砂糖大根の一種です。一般的にビーツと呼ばれ、日本でも食材店などで水煮缶詰は売っていますが、生はなかなか手に入りません。入ったとしても、結構お高い。それに、なんといっても風味は生が一番です。

 ロシアを代表するスープ、ボルシチの美しい赤色と甘みはスビョークラなしでは作れません。ほかにもサラダにしたりピクルスしたり、いろいろと楽しめます。だからロシア人はみんなスビョークラが大好きです。

 そんなスビョークラを函館で植えてみたところ、こんな風に上手にできました。葉は青々として、不思議と虫も付きません。日本のカブと同じような育て方で、ちゃんと生ります。

 こちらが収穫した様子。皮をむいたり、切ってからゆでると鮮やかな赤色が抜けてしまうので、葉を切り落とし、きれいに洗い、丸ごとゆでてから皮をむき、料理します。だからあまり大きくないほうが料理しやすいのです。

 そしておまけ。こちらはこの夏、ハワイのファーマーズ・マーケットで売っていたビーツ。アボガドと並んでいるのが妙ですね。ロシアのものよりひと回り小ぶりですが、欧米でもサラダにしたり、焼いたりして食べるそうです。日本でももっと普及するといいですね。

日本にいながらロシアの大学へ!ロシア極東連邦総合大学函館校
ネイティブのロシア人教授陣より生きたロシア語と
ロシアの文化,歴史,経済,政治などを学ぶ、日本で唯一のロシアの大学の分校です。

« 道南青年の家の思い出 |HOME| 函館校学生とロシア人留学生による3ヵ国語朗読のお知らせ»

コメントを投稿





この情報を登録しますか?