スビョークラを作ってみました
ロシア料理には欠かせない「スビョークラ(свёкла)」。中まで真っ赤な砂糖大根の一種です。一般的にビーツと呼ばれ、日本でも食材店などで水煮缶詰は売っていますが、生はなかなか手に入りません。入ったとしても、結構お高い。それに、なんといっても風味は生が一番です。
ロシアを代表するスープ、ボルシチの美しい赤色と甘みはスビョークラなしでは作れません。ほかにもサラダにしたりピクルスしたり、いろいろと楽しめます。だからロシア人はみんなスビョークラが大好きです。
そんなスビョークラを函館で植えてみたところ、こんな風に上手にできました。葉は青々として、不思議と虫も付きません。日本のカブと同じような育て方で、ちゃんと生ります。
こちらが収穫した様子。皮をむいたり、切ってからゆでると鮮やかな赤色が抜けてしまうので、葉を切り落とし、きれいに洗い、丸ごとゆでてから皮をむき、料理します。だからあまり大きくないほうが料理しやすいのです。
そしておまけ。こちらはこの夏、ハワイのファーマーズ・マーケットで売っていたビーツ。アボガドと並んでいるのが妙ですね。ロシアのものよりひと回り小ぶりですが、欧米でもサラダにしたり、焼いたりして食べるそうです。日本でももっと普及するといいですね。
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