ロシア語市民講座・番外編
ロシア語市民講座中級コースでは、現在6名の受講生がテキストに従って翻訳や会話の勉強をしていますが、今回初めて教室を出て、課外授業を行いました。
実は函館ハリストス正教会のニコライ神父のところに新車が届き、聖水をかけてお祈りする儀式を行うということで、イリイン校長と受講生が招待されたのです。日本でも神社でお祓いするのと同じことなんですね。
まず、車のドアやボンネットをすべて開け、神父が聖歌を歌いながら聖水を振り掛けてお祈りする夜の教会の見慣れない光景を、一同静まり返って見守ります。
無事儀式が終わった後は楽しいパーティーです。テーブルには奥様の用意してくださったおいしいロシア料理が並びます。シューバ(ニシンとスビョークラの前菜)、スタリーチヌイ(じゃがいものサラダ)、キャベツのピローク(パイ)、ペリメニ(ロシア餃子)、などなど。ロシア語の授業の一環ですから、ロシア語しか話してはいけないというルールに口も重くなりがちですが、ちょうど中級コースでは現在、ロシア人の誕生パーティーに招かれたという場面のテキストを読んでいるところなので、いい勉強になりました。
こんな楽しい授業は滅多にないことですが、生のロシア語を学ぶ絶好の機会となりました。
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