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2019年09月02日

ロシアまつりの看板とご対面

 2010年の卒業生、石郷岡慧さんが、かわいいフィアンセとともに学校を訪れてくれました。
 
 石郷岡さんは、2008年のロシアまつりの際、美術の才能を遺憾なく発揮して、ウレタンボードで看板を作ってくれました。その前で記念に一枚。マトリョーシカを割ってチェブラーシカが出てくるユニークなデザインです。
 
 製作の様子がこちら。当時のロシアまつりは7月に屋外で開催していましたが、2月開催となった今もずっと、毎年大切にこの看板を入り口に飾っています。お客さんがこの看板の前で記念撮影する人気のスポットなのです。
 まだ使い続けていることに、石郷岡さんも喜んでくれました。

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ロシアの文化,歴史,経済,政治などを学ぶ、日本で唯一のロシアの大学の分校です。

はこだてグルメサーカス2019のご案内

 函館日ロ親善協会では、食のイベント「はこだてグルメサーカス」に参加します。昨年は胆振東部地震で中止となったため、2年ぶりの開催となります。
 大門グリーンプラザ会場の「開港都市と姉妹都市のひろば」に出店し、ボルシチとピロシキの販売を行います。
 今年は極東大学の学生サークル「ピロシキ八幡坂(ピロ8)」とコレボレーション!ピロ8が開発したオリジナルのヴィネグレットピロシキは、ビーツを使ったロシアのサラダ・ヴィネグレットを包んだ焼きピロシキで、グルメサーカスでは初めての販売となります。

 すべてお持ち帰りできますので、おみやげにもどうぞ。
 函館と姉妹・友好都市関係にある国や日本全国のご当地グルメが楽しめるグルメサーカスに、ぜひお越しください!
 
<ウラジオストク市・函館日ロ親善協会のブース>
日 時:2019年9月7日(土) 10:00~17:00
           8日(日) 10:00~16:00

場 所:大門グリーンプラザ 開港都市と姉妹都市のひろば

メニュー:ボルシチ         500円(各日100食)
     ピロシキ(ヴィネグレット)250円(各日40個)
ピロシキ(肉)      200円(各日100個)
     ピロシキ(リンゴ)    200円(各日50個)
     ボルシチ・ピロシキセット 600円

*セットのピロシキは肉、リンゴ、ヴィネグレットから選べます(ヴィネグレットは50円増し)。
*なくなり次第終了しますので、お早目のご来場をお待ちしております。

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2019年極東大学オリジナルカレンダー 9月は??

<9月>クズネツキー・モスト通り(モスクワ)

 この写真は昨秋のモスクワで夕暮れ時に撮影したものです。
 この通りの名は周辺の地名に由来します。ロシア語で「クズネツキー」は「鍛治の」、「モスト」は「橋」という意味です。日本語訳すると「鍛冶屋橋」といったところでしょうか。
 初めてのモスクワ訪問だった私は、目的もなく散歩するだけでも楽しかったことを覚えています。特に夕暮れから夜の時間帯の街を歩くのが私のお気に入りでした。
 ネオンやイルミネーションで街は明るく照らされ、そこかしこで路上ライブが行われ、通りのバーで楽しくお酒を飲む若者やドレスを着て劇やコンサートを観に行く女性たち、デートをする恋人たちなどで絶えずにぎわっていました。
 モスクワの滞在は約1ヶ月というものでしたが、この夕暮れの街並みは今でも私の思い出に残る景色です。
 

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2019年08月14日

真夏の大沼キャンプ

 8月某日、毎年恒例となった教職員親睦のキャンプを行いました。よく「北海道は梅雨がない」と言いますが、函館は少し違います。青森が梅雨明けするまでは、どんより梅雨寒の日が続きます。
 
 この日は梅雨も明け、よく晴れた暑い一日でした。場所は函館近郊、大沼にある別荘地です。まるでロシアのダーチャのように緑がいっぱいで、涼しげな木陰に食卓をセットしました。
 
 キャベツと卵のピローク(ロシアのパイ)やトマトとキュウリのピクルス、アプリコットとくるみのサラダ、アゼルバイジャンのワインなどがテーブルいっぱいに並びます。
 
 そして、キャンプにシャシリク(шашлык=串焼肉)は欠かせません。レシピは人それぞれですが、今回は豚肉をパイナップルと一緒に漬け込んでいます。そうするとお肉がやわらかくなるのだそうです。
 
 湖でカヌーを漕いだり、ハンモックで休んだり、お散歩したり、思い思いの時間を過ごします。
 

 
  翌朝は獲れたてのビーツで作ったスベコーリニク(冷製ボルシチ)。温かいボルシチとは作り方も違います。具は刻んだ生のトマト、玉ねぎ、セロリ、キュウリ、チキン、ゆで卵など。サワークリームを混ぜていただきます。夏にしか味わえない、サラダのような、特別なボルシチです。

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2019年08月07日

2019はこだて国際民俗芸術祭

 今年も真夏の函館の風物詩、2019はこだて国際民俗芸術祭が開催中です。“元町公園で「世界」に出会う”を合言葉に、 今年で12回目を迎え、毎年楽しみにしているファンも多いイベントです。

 会場の元町公園は函館校から徒歩3分と近いため、夕方になるとにぎやかな音楽が聴こえはじめます。今年も教職員は、仕事終わりにみんなで出かけました。平日は1,000円のパスで入場することができ、ステージでの音楽やダンス、大道芸などが楽しめるほか、世界の料理や雑貨を販売するテントもたくさん出店するため、耳もお腹も喜ぶイベントです。
 

 この日のお目当てはもちろんロシア!今年はシベリアから民族舞踊団「オゴンキ」が来函し、美しい民族衣装を早や着替えしながら、男女の踊りを披露してくれました。
  

 冒頭、司会者が“ロシアと言えば、函館市には姉妹都市が二つ(ウラジオストクとユジノサハリンスク)もあり、すぐ近くには極東大学もありますね”と紹介してくれたので、我々も客席から大きく手を振ってアピール。
 

 このイベントは11(日)まで開催中です。ぜひお出かけください。
 

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2019年08月01日

2019年極東大学オリジナルカレンダー 8月は??

<8月>中央広場の週末市(ウラジオストク)

 ウラジオストクの中心部と駅の中間に位置する中央広場では週末に市場が開催されます。
 普段は穏やかで、市民が待ち合わせによく使う銅像が目印の広場ですが、週末になると色鮮やかなテントや車を利用した簡易店舗でいっぱいになります。
 売られているのは、大きな塊のままの肉や魚。地場産の取れたて野菜や果物。レーズンなどのドライフルーツ。それに蜂蜜に黒パンなどの菓子パン。ロシアでは定番のミックスジュース、クワス。手作りジャムに缶詰・・・、挙げるときりがないほどに、たくさんの商品がそれぞれのテントの軒先に並びます。
 地元の人の活気を感じることのできるこの市場は、観光でも楽しめること間違いなし!見るだけもいいので、週末は市場へ行ってみましょう!

 

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2019年07月31日

ロシア音楽教育における伴奏法の実際

 一般向け文化講座「はこだてベリョースカクラブ」の今年度第3回目の内容です。
 今回は、ゲスト講師に函館市出身のピアニスト吉田千紗さんをお招きし、お話していただきました。吉田さんは、現在モスクワ在住で、モスクワにある現代文化大学の専属伴奏ピアニストを務める傍ら、ロシアのグリーグ協会のメンバーとしてロシアやノルウェーでコンサートを行っています。

テーマ:ロシア音楽教育における伴奏法の実際
講 師:ピアニスト 吉田 千紗さん

 ソ連時代から多くのすぐれたピアニストを輩出したことで知られている、ロシアのピアノ教育は、「ロシアピアニズム」とも呼ばれます。
 この「ロシアピアニズム」はソロピアニストを生み出すときの独特な教育法と捉えられがちですが、アンサンブル奏法や伴奏法に対しても独自の方針を持っており、未来の演奏家たちの音楽的な視野を拡げる大きな助けとなっています。
 それでは、日本とは全く異なるロシアの音楽学校のシステムや教育内容について説明します。
 例えば、日本でまずピアノを習おうとすると近くの個人教室に行くことが挙げられます。また、ピアニストを目指そうという人は、専門的に学べる学校もありますが、多くは小学校、中学校、高校の放課後に習いに行く、そして音楽大学や大学院へ進学し、ピアニストになりますが、ロシアではスタートが違います。
 ロシアでピアニストを目指す場合は、地域ごとに音楽教育専門の一貫教育学校があり、そこで音楽を中心に学びつつ、最低限必要な一般科目を学びます。その後、より専門的なことを学ぶために大学4年、そして大学院へ進みます。
 大学院では、ソロピアノ、アンサンブル、伴奏法の三つの中から自分の適性を考え、選びます。ソロピアノというのは、100%自分の力で臨みます。卒業後の職業は、コンサートピアニストが主です。一人で舞台に立ち、演奏をします。
 アンサンブルは、ピアノのほかに色々な楽器等と合奏するので、自分を出すというのはグループの構成によって等分の力で、合わせる力が必要になってきます。卒業後はアンサンブリストでグループを組んで、定期的に演奏をする音楽家になる人が多いです。
 そして伴奏法は、自分ではなく主演奏者が100%です。日本で伴奏というと、陰で伴奏は音を小さく弾けばいいと思われがちですが、総括的な音楽を作る立役者です。自分ではなく相手を引き立たせ、相手を見て演奏に変化を付ける柔軟性が必要です。歌手とやる場合は、歌手の状態を見ます。体調だけでなく、会場の響きや音のバランスなど全体を見渡せる力が必要です。伴奏法を学んでいるとオーケストラでいう第一バイオリンのような立ち位置のコンサートマスターになる人がいます。
 ソロピアノ、アンサンブル、伴奏法の、どのコースを選んだピアニストも教育者になる場合があります。 それは音楽学校で教鞭を執る人もいれば、日本のピアノ教室のイメージに近い、個人レッスンの教室を行う人もいます。
 ロシアの音楽教育は、ピアニストだけでも目指す方向は様々で、職業的多様性があることが分かっていただけたかと思います。

 では、このロシア音楽の流れはどこから始まったのでしょうか。
 音楽には必ずその土地で生まれた民謡や、宗教と関わってきます。ロシアでいうとロシア正教会の宗教音楽が関わってきます。このロシア生来の音楽の伝統を含みながら、ヨーロッパの流れを取り入れたのはグリンカ(1804-1857)です。
 グリンカの作った曲はソロピアノでは馴染みのない曲が多いですが、伴奏法では多く演奏する曲ばかりです。
 グリンカの作る音楽から西洋派のチャイコフスキー(1840-1893)と国民学派のバラキレフ、キュイ、リムスキー・コルサコフ、ムソルグスキー、ボロディンの「5人組」の大きく分けて二つの会派に分かれます。「5人組」は、一人ひとりの作曲数はすくないのですが、ロシア独自の資質があり、人気が出ました。
 この二つの流れを引き継いだのが、ラフマニノフ(1873-1943)です。皆さんご存知の「鐘」の作曲者です。
 そしてロシアで有名な詩人と言えばプーシキンです。このプーシキンの作った詩「歌うな、美しいひとよ」は、グリンカから始まり、46人もの音楽家が曲をつけました。グリンカ作曲のものと、ラフマニノフ作曲のものの聴き比べをして終わります。皆さんは、それぞれの曲の中にどのような風景を思い浮かべますか?

*最後の曲のほかにも吉田千紗さんには数曲弾いていただき、またソプラノ歌手の次藤正代さんにも吉田さんの伴奏で歌を披露していただきました。
 このお二人のコンサートが8月16日(金)函館ハリストス正教会 信徒会館にて行われます。詳しくはこちらをご覧ください。

 

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